日常生活の中での発見、随想、思考など綴っています。至る所に随想の花が咲いている散歩道、並木道、プロムナードです。

News随想

 ニュース随想


 1. 冥王星型天体       2008.06.17 記

 今朝の新聞を読んでいたら、上記のようなニュースが目に飛び込んできた。惑星の基準を満たさない天体の正式名称を冥王星型天体(プルートイド)とすると決定。


 新聞によると、昨日6/16までに、国際天文学連合(IAU)が上記の内容を発表したとある。現在、準惑星は「冥王星」と新しく発見された星の「エリス」と「セレス」の合計3つであるという。


 そして冥王星型天体と呼ばれるのは、冥王星とその隣にあるエリスの2つだけであるという。


 なぜ、もう一方のセレスは「冥王星型天体」に含まれないかというと、セレスは火星と木星の間にある「小惑星帯」の中にあるからだというのがその理由のようである。


  ところで、エリスだが、エリスは冥王星の外側にあり、冥王星よりも大きい星だそうである。このエリスにしろセレスにしろ、教科書で習ってこなかった星であり、太陽系は9個の惑星だけで成り立っていると想ってきたけど、真実は違ったわけだなぁ。


 今のところ、太陽系は8つの惑星と2つの準惑星と無数の小惑星から成っているというわけだ。今まで人間が発見できなかっただけなんだと分かった。


 きっとこれからも未だ発見されていない星がたくさん発見されていくことだろうなぁ〜と思った。


 2. 洞爺湖サミット       2008.07.06 記

 今朝、テレビをつけたら、「前安倍総理を始め、その道の専門家達数名を交えて洞爺湖サミットについての対談」をやっていました。


 G8つまり世界の主要国8カ国(日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、ロシア)の国々の首長達が、7月7日(月)の午後〜7月9日(水)までの3日間、{北海道の洞爺湖町に集合して話し合いをします。


 また、この8カ国以外にも中国、インド、ブラジル、など新興国とアフリカ諸国などの国々の合計14カ国の首長たちも招待されていて、参加国全体は総計22カ国の首脳達が参加するという今までにない最大規模の拡大サミットになるそうです。


 サミットでの話し合いのテーマは「原油・食料価格高騰問題」などいくつかあるようですが、
最も重要なテーマは「地球温暖化対策」です。
『二酸化炭素(CO2)を2050年までに現在の量の半分まで減らしましょう』という目標を達成させる為に、CO2削減に関して世界の主要国と言われている8カ国のそれぞれの国の異なる目標案や他の参加国の意見が一つの合意点に達し「具体的な望ましい目標」として決定されることが望まれています。  

 
 この重大な会議の議長は開催国の首長である福田総理が務めることになっているそうです。福田総理は初参加だと聞きます。初参加というのに初っ端から大変責任の重い役をいただきましたね。 


 参加国の首長達全員が気持ちよく前向きに「望ましい合意点」に達することができますように、国民の一人として心から願っているところです。


(参考)洞爺湖町の人口  ( by 洞爺湖町のHP )

平成20年6月30日現在
   総世帯数  	  総人口 	 男 	    女
   5,240世帯     10,707人 	5,010人      5,697人

(参考)サミット(summit):山頂、頂上のこと。ラテン語のsummus(最高点)に由来する。
 G8(ジーエイト)、主要8ヶ国首脳会議とも呼称される。一般には「サミット」と呼ばれることが多い。ロシア参加前は先進国首脳会議、G7(ジーセブン)、先進7ヶ国首脳会議と呼ばれていた。また、サミットとは、首脳の地位を山頂に擬えたものである。

< 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 >       
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 3. 長崎原爆投下       2008.08.09 記

 「北京オリンピックの開会式が昨夜(8/8)大々的に挙行された」というニュースもさることながら、その他に私が最も感動したニュースがあります。それは…、


 今朝テレビで放映されていたのですが、「今日8/9(土)、長崎は63回目の原爆の日を迎える」という、テレビ報道の中で紹介されていた「長崎の高校生達の活動の姿」です。


 が特に印象深かったのは、長崎県の高校生達が「被爆体験者達の体験談を映像記録に残し、世界の人々に原爆の悲惨さを伝えたいと願い、国連にその記録映像を提出する」ために、みんなで協力して一生懸命頑張っている姿です。


 原爆が投下されてから今日で63年目。長崎や広島の被爆体験者の方々が高齢になって次々と他界されていく現状をみて、「原爆の悲惨さを体験した人々が少なくなり、核戦争の怖さを忘れ去られていく危機をなんとかしたい」と思った高校生達でした。


 その高校生達は、被爆体験者達の悲惨な体験を記録に残す為に、たくさんの体験者の方々にインタビューしてビデオに記録するという映像記録活動に一生懸命に取り組んでいました。私は彼らのその真剣なまなざしに深く心を打たれました。


 「国連に掲出して世界の人々に核戦争の恐ろしさを伝えてもらいたい」という願いの元に、みんなと協力して生き生きと実践している真摯な姿に感動せざるを得ません。(テレビには出てこなかったけど、その背景には高校生達を指導されている先生の姿もきっとあったのではないかと思います…)


 一方、私はもう人生の折り返し地点を過ぎた存在ですが、高校生達がこんなにも素晴らしい活動を具体的に実践している姿を見て、感嘆の一言であると同時に自分自身を振り返ると、「私は一体この人生で何をしてきたのだろうか?…」という後悔の想いにもかられます。この高校生達の姿に深く照らされると同時に、これからの余生を人の為に何かを為していきたいな、悔いなく生きていきたいな、と思いました。


 4. 南オセチア紛争      2008.08.19 記

 新聞やテレビニュースによると、最近、約2週間ほど前(8/8)、グルジアの一部の南オセチア自治州が独立を表明しました。しかしグルジアが独立を認めないため、急遽関係が悪化し、紛争状態になりました。ところで南オセチア自治州はロシアと仲が良く親ロシア派だそうですね。

2008年8月8日 グルジア軍が南オセチアに侵攻し、南オセチア民兵や平和維持軍として駐留していたロシア軍を攻撃。ロシア側も兵力を増強して反撃を開始し、両国は交戦状態に突入。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)



 それを見ていたアメリカが正義感を発揮して親米であるグルジアに加勢しました。その為こんどはアメリカとロシアが対立状態になってしまいました。


 一方、グルジアにはもう一つ独立したがっているアブハジア自治共和国があるそうです。


 グルジアからの侵攻を受けた南オセチア自治州のココイトイ大統領は8/18「南オセチアでは今後、欧州安保協力機構(OSCE)が派遣している国際監視団の駐留を容認せず、ロシアに軍の常駐を要請する」と考えていることを示したとロイター通信が伝えています。


 ロシアとアメリカはカスピ海石油のパイプライン利権が背景に絡んでいるため軍事介入しているという話しも耳にしているところですが…。


 全ての国がどの国も利権を自分達だけのものにせず、お互いが響働のもとに世界が一つになることを心から願うところです。


 そして、真に平等で調和に満ちた活気ある国際社会が生まれ、全世界の人々が歓びに満ちた活性的創造的な世界を創るために一つになることを肝に銘じ、着実に実践していくことを心から願って止みません。私たち一人一人はその願いの実現に向かって真剣に生きることを求められているのではないでしょうか。


<<参照>> 
  OSCE(Organization for Security and Co-operation in Europe:欧州安全保障機構)


 5. 福田首相の辞任     2008.09.04 記

 9月2日の朝、起床して居間には入ったら、妻が「福田さんが辞任したんだってー!」と言いました。一瞬、何のことか分からなかったのです。


 テレビの方に目をやると、朝のニュースでアナウンサーが「福田首相が昨日辞任しました。」と言っているのが耳に入ってきました。


 「うそー?」と思いながら更にニュースを聞き続けました。「ああ本当なんだ…。」、「でも、なぜ…??」と初めてそのことの重大さに気付きました。「何で〜?」という思いで更にテレビを視聴し続けました。


 テレビ出演の4人のコメンテイターの内3人が福田さんの突然の辞任に関して、また福田さんの首相としてのこの一年間の評価に関して、あまり良い評価を出していませんでした。


 でも、4人の中の一人だけは控えめな姿ではあったけど、80点の評価を出しておられたので、ホッとしました。


 この一年間次々とでてきた余りにも重大な政治問題・経済問題・社会問題などに追われ、その解決に向けて一生懸命努力してきた福田さんの評価の低い根拠は「パフォーマンスが無い、何を考えているか分からない」というものでした。


 ニュース報道の中で、街の人々にインタビューしている場面がありましたが、一般市民の方々もどちらかというと低い評価を出している人が多かったように思います…。


 一方、新聞に目を通したら、福田康夫首相(72)は、一日夜、首相官邸で記者会見し『この際、新しい体制の下、政策実現を図らなければならない』と述べ、退陣を表明した。と記載されていました。


 私は、福田さんは誠実に一生懸命頑張ってきた本当の政治家だと思います。
 昨今、農水相を始めとする様々な「不祥事」の政治家達がどれほどたくさんいることでしょうか!
 それでも取り上げられた不祥事といえば全体のほんのごく一部でしょう。氷山の一角ですよね。


 思えば、福田さんの「肝炎被害者問題などの解決」の功績に関してはそれほどの評価もされず(小さく評価され)、「当たり前ジャン」といった感じで軽く受け流されていたようにも思います。


 人は人の足りないところだけを強調して取り上げ、批判し、悪く言う傾向が強いのですね。不詳事件を起こしている政治家達が多い中で、福田さんの辞任に関して、あまりマイナス面を強調した悪い評価をクローズアップしない方がいいのかもしれませんね〜。


 むしろ、能力の限界を感じて、潔く退き、解決力のある優れた人材にポストを譲り、より良き世界の創造に向かうための基盤造りに取りかかれる場を提供されたこと自体は、むしろ一つの勇気ある決断と行動と言えるのではないでしょうか。


 「足りないところは共に一緒に考え、協力し、共に解決への道を歩くこと。良いところは大きく賞賛し励まして、より一層の元気とやる気とエネルギーを引き出してあげること」こそが、人の志気と能力の発揮に繋がるのではないでしょうか。


 私はそんなことを考えながら重たい気持で、福田首相の突然の辞任についての一連のニュースを聞いていました。福田さん、本当にお疲れ様でした。ゆっくり休養してください。


 6. 横尾中学校ブラスバンド部  2008.11.29 記

 11月27日(木)午前10:50〜11:20の間、民放テレビで、長崎市立横尾中学校のブラスバンド部【部員18名(男子1名、女子17名)】の熱心な練習振りが紹介されていた。


 顧問の先生と部員18名が一つになって、マーチングの猛練習をしている風景だった。心が一つになったその猛練習の姿に感動を覚えた。


 合い言葉:「心は一つ Forward March(前進)」を合い言葉に、何回も何回も一生懸命に一つのゴールに向かって一心になって汗を流して猛練習している姿は見ていても爽やかで気持が良かった。そして私の心に彼らからのエネルギーが流れ込んできた。


 福岡大会で「金賞獲得」をめざして一生懸命頑張った。大会前には、福岡市内に在るマーチング全国トップクラスの精華学園高校の練習振りを見学した。その後精華学園ブラスバンド部顧問の先生から直接の指導を受けて横尾中学校ブラスバンド部部員18名の生徒達は一段と進歩した。


 福岡大会では、金賞獲得かと思われた。しかし、成績は第11位であった。金賞は第10位までだった。あと一歩と言うところで惜しくも銀賞。


 横尾中学校のブラスバンド部顧問の先生と生徒達は、どこが足りなかったのかを一緒に振り返って点検した。そしてもっと生き生きとした変化の豊かなもの動きのあるものを考えた。そして曲想を全く斬新なものに変えることにした。


 顧問の先生は自宅でもマーチングの作曲編曲に自分の時間を費やした。生徒達と一緒になって振り付けも考えた。


海・風・波」というテーマで、マーチングを組み立てた。生徒達の豊かな変化に富んだ動きをたくさん取り入れ、創作振り付けを考えた。そしてテーマを生かすための背景となる小道具も登場させることにした。


 その小道具は保護者達がみんなで協力して創り上げた。
生徒達は生き生きとなってマーチングの振り付けに楽しそうに取り組んだ。前回の時とはまるで違った歓びと前向きな気持と心の結束が出ていた。笑顔の中に18名の部員全員と顧問の先生が一つになって猛練習に取り組んでいた。


 そして、いよいよ全国マーチング九州予選熊本大会がやってきた。


 生徒達は一つになって真剣な表情で一生懸命にマーチングをこなした。


 なんと今度は念願の金賞を獲得したのだ。しかも総合順位第1位の堂々たる成績だった。私は再び感動した。心の底から湧きあがるような熱いものとともに涙が出てきた。素晴らしい。


 成績発表前のインタビューでは、生徒達全員が「全力を出しきりました。今はすっきりした気持です。」、「万一金賞を取れなくても悔いはありません。」、「みんなの動きがよく見えました。だから落ち着いてみんなと合わせることができました。」etc…と。


 部員のどの生徒もすっきりした爽やかな笑顔でインタビューに応えていた。


 7. アメリカの医療保険制度  2009.02.04 記

テレビで見た。

アメリカでは病気になっても病院に入院できない人が多いという。
入院していても高額の入院費はたちまち払えなくなるという。


入院費を支払えなくなると病気が治っていなくても強制退院させられるようだ。
車に乗せられ、貧民街の路上でおろされる患者さんがテレビ映像に映っていた。


薬もものすごく高額だ。


日本では医療費は30%負担だ。ほとんど全ての国民が保険制度に加入しているからだ。


アメリカではその保険制度が高給取りの者にしか加入できないほど高額だという。


カナダ、イギリス、フランス、キューバと、いずれの国も国民皆保険で、医療費は負担0である事を知った。例え薬代を取られたとしてもほんのわずかの料金だ。


本当に驚いた。アメリカが医療制度に関してそんなに不平等な国だとは知らなかった。本当に無知だった。


9.11テロ事件で、被害者の救済に駆けつけた人達の多くが粉塵で灰をやられた。しかしその医療費は国が派遣した人達だけに支払われ、ボランティアで救助活動に尽くした人達には適応されなかったそうだ。


病気を治したくても医療費を払えずに苦しんでいる大勢の救助活動者達がいた。


こんなにも貧富の差、待遇の差が激しく酷い生活を強いられている人々がいたとは、恥ずかしい事ながら、私は今まで全く知らなかった。


 8. WBCにワクワク      2009.03.25 記

WBC(World Baseball Classic)は今年で第2回目の開催でした。


各国が最強の野球チームを独自に結成し、世界中の我こそはと思う国々が参加して、総当たり戦で戦い、最後に優勝国が決定されるという世界規模の国際野球戦です。


これはすごく興奮させられるイベントですね。
私は野球はあまり興味がなく普段は高校野球すら見ません。しかしこのWBCは違いました。もうワクワクしてテレビに釘付けになっていました。


特に韓国との戦いの時は、ハラハラしながらテレビ観戦をしたのです。原辰徳監督が率いる日本のチームは「侍ジャパン」と呼ばれていました。


3/23にアメリカのロサンゼルスのドジャースタジアムで韓国との決勝戦に臨んだ日本チームは、結果的には5対3で韓国に勝ちました。


日本が先取点をとり、9回裏で同点に追いつかれ、延長戦となり、10回戦でイチローの値千金の適時打とダルビッシュ有投手の締めにより、2点リードしてみごと優勝を獲得しました。


この決勝戦の3/23日、ドジャースタジアムではこの大会最多の観客数54,846人が見守る中、興奮さめやらぬ熱戦が続き、見事、日本が大会2連覇を達成したのです。


韓国はつい先の北京オリンピックで金メダルを獲得した強豪チームです。


白熱した接戦の中、個々の選手達が自我を捨て一つとなり真剣に必死になって無心に全力を出しきって戦った姿に、私は心が震え感動して涙が出ていました。


イチロー選手もこの大会を通して5回も当たった韓国チームとの戦いの中で大きな試練に襲われ窮地に陥り途中で挫折しそうになった場面もあったのです。「やはりイチローも人間だったのか!」という声もテレビ番組の中で聞かれました。


しかしその重圧に押しつぶされそうになってもそこで立ち直れたのは、チームメンバーの一人一人の心が繋がり、支え合い、メンバー全員が一つになり、無心になって戦うことができたからだと、しみじみとその境地を語っていたイチローの姿がとても印象的でした。


【参考】WBCについて。(By Wikipedia)
ワールド・ベースボール・クラシック(World Baseball Classic、略称:WBC)は、メジャーリーグベースボール(MLB)機構とMLB選手会が主催する野球の国際大会である。
2006年3月に第1回大会が開催される。
2009年3月第2回大会(今回)。
第3回大会は4年後に開催予定。
16の参加国・地域を4チームずつ4組に分け、それぞれの地域で1次リーグを戦う。さらに各組の上位2チーム、合計8チームが4チームずつの2つのリーグに分かれてアメリカで2次リーグを戦い、それぞれのリーグの上位2チームが決勝トーナメントに進出。その4チームで準決勝、決勝を行い優勝を決める。3位決定戦は行われず準決勝敗退の2チームが3位。



 9. 新型インフルエンザ    2009.05.16 記

豚インフルエンザと呼ばれる新型インフルエンザが今世界中を騒がせている。


数週間前にカナダに交流研修旅行した高校の引率教諭1名と生徒3名の合計4名が帰国のために着陸した機内の水際検査で新型インフルエンザに感染していることが日本人としてはじめて発見されたニュースがあった。


ところが、今朝、なんと「海外渡航暦のない神戸市内の高校3年生の男子生徒1名が昨日(5/15)新型インフルエンザのウイルスが検出された」というニュースが流れてきた。この高校生は、簡易検査でインフルエンザA型と判定されたため、採取したウイルスを国立感染症研究所に送り、更なる詳しい検査を実施中であるという。


更に心配なことに、その後、この高校生以外にもおなじ高校で海外渡航暦のない2年生1人が発症の疑いがあるとして、今、指定医療機関で詳しい検査中であるという。


もし、最終検査で確実に「新型インフルエンザ」であると確定されたら、国内初の発生者ということになり、専門家たちの想定意外だということになるそうだ。


そのときには、「なぜ国内で発生したか?」を詳しく探求されることになる。国内自体での発生となるとこれは別の意味で大変な事態である。


豚インフルエンザの発生源はメキシコであり、日本で始めて大々的に豚インフルエンザのことについて報道され始めたのは、つい1ヶ月ほど前の4月中旬頃であったかと思うが、そのときは世界中の感染者数は1000人前後であったように思う。


それから現在までの約1ヶ月近くの間に感染者数は増加して、今、世界中の発生者数の合計が6000人を越えたという。


感染速度が早いのには驚く。感染者のいる世界の国々の数も増加している。つい先日の五月の大型連休は海外旅行者が大勢いたようであるが、しかしこんな時期に海外旅行したら感染の確立が高くなるのに、なぜこんな時期にもかかわらず、海外旅行するのだろうか?「自分だけはかからないよ。大丈夫だよ!」という気持ちが大きく働いているからだろうか。


【参考】豚インフルエンザ



10. トロッコ列車       2009.05.30 記

今朝8時ごろNHKテレビのスイッチを入れたら、山口県下関市門司港の町をトロッコ列車が走っている光景が目に入りました。


このトロッコ列車は、土・日・祝日に運行されているそうです。


駅では一人の若い駅員がにこにこと笑顔で働いていました。
このトロッコ列車の駅員の仕事はボランティアとして自分から買って出られたそうです。


新婚ほやほやであるにもかかわらず休みの日はボランティアでトロッコ列車の駅で奉仕活動をしていて、列車の乗客に笑顔で手を振ったり、安全を確認したり、案内したりのお仕事を楽しんでおられました。


新妻の奥さんは、夫がこのボランティア駅員の仕事を楽しんでいる姿を見るのがうれしくて、夫に理解を示しておられました。
なかなか微笑ましい素敵な夫婦だなと思いました。


門司港の町の人々は、このトロッコ列車「潮風号」が通ると必ず嬉しそうに手を振っていました。


町には鉄道関連グッズのお店もありました。町の人々や鉄道愛好者がたくさんこのお店にきます。町ぐるみで、鉄道をビジネステーマとして取り組んでいました。


この町ぐるみの企画は町おこしの大きな原動力となる素晴らしいアイディアだなと思いました。


このような取り組みは多くの鉄道愛好家にとってもそうでない者にとってもみんなとても楽しく懐かしい気持ちになります。


和気藹々とした気持ちで鉄道愛好者が愛好者を増やしていっているそうです。


きっと町中の人々全員が絆を深めていく一つの良いきっかけになることだろうなと嬉しく思いました。


11.相撲協会理事会選挙   2010.02.02 記

日本の国技である相撲は、柔道と同じく、日本人にとって誇りの高い、そして愛好家の多いスポーツの一つです。


その相撲界が最近、とみに大きくクローズアップされてきました。過去を振り返ると、思い出されてくる事件が、八百長の問題、麻薬の問題、横綱の品格を汚す問題、暴力問題・・など、実に多くの問題が噴出し続けてきています。


相撲界を指導する立場にある理事会の力もなかなか良い効果を出すことができません。
問題は発生し続けているのが現状です。


最近、その理事会の理事選挙において、大きな変革が起こりました。
それは、理事会の理事選挙に、一親方である貴乃花親方が、所属している一門を離脱して立候補したということです。


貴乃花親方は、あと2年もすると、自動的に理事になれる立場にありました。


その決断に至るまでには私達の知ることのできない葛藤や苦悶があったことと思います。


なかなか当選は難しいといわれていたその理事選挙に見事に当選したのです。


貴乃花親方は、相撲人としてのその使命感に突き動かされて立候補に踏み切ったことが明らかにされました。


どの世界にもあると思いますが、長期にわたると好ましくない部分(原則)が、いろいろな形で望ましくない結果を表面化させてきます。


相撲界にもそれは決して例外ではないと私は思います。


目を世界に移すと、アメリカのオバマ大統領も「アメリカの変革、change」を願い、立候補しました。
そして従来の考え方では信じられない様な結果を導き出しましたよね。


時代の呼びかけとでも申しましょうか、どの世界にも在り得ることでしょうが、長い時を経る中で、不調和な原則を含んでいる部分があれば、その部分は、必ずいつかは膿となって顕在化してくるものだと思います。


その膿の部分が全体の成長と発展を阻み、調和を欠いてくるのでしょう。そして全体に悪影響を及ぼしてくるのでしょう。


私達がしなければならないことは、その膿の原因となる部分があれば、早急に手当てしていかなければならないということです。過去の延長線のまま放置していれば、ますます悪化していくばかりで、下手すると命にかかわることもあります。


私は徒然に、貴乃花親方にそのようなことを思い出させていただいています。

12.消費税について     2010.04.14 記

最近、テレビニュースで2人の政権担当の大臣から「消費税を上げる」ようなことを臭わせる様な発言をしている姿を見ました。


民主党が政権を取ってからもう半年が経ちますが、公約では消費税は様子を見ながら十分に論議を尽くし検討した上て民意に沿った方向で決めていきたいと言っていましたね。


ところが、最近、仙谷大臣や、菅大臣の発言には消費税を上げるかもしれないようなことを臭わせる発言がありました。


その一方で、平野官房長官は、消費税をあげる方向の話とは逆の発言をしていました。


一体どうなっているのか、迷う話です。


私個人としては、消費税を上げてほしくはありません。大反対です。むしろ「下げて欲しい」と思っています。


消費税が上がると、生活必需品を買うにしても、常に商品の値段に上乗せして消費税分のお金を余計に取られます。お金を支払うたびにいつも気分が悪く、購買意欲にもブレーキがかかってしまいます。。


年金暮らしである私は、一日一日の生活においていつもびくびくしながら食料品などの生活必需品を買っているのです。


買わなくても済むものならば買わない方向に行きますが、日常生活の中では、どうしても買わなければならない必要なものもたくさんあるわけで、そんな時はいつも心の中で消費税を恨めしく思いながら仕方なくお金を支払うことになります。


鳩山首相は、消費税については早急に上げるのではなく、任期の4年間に、十分な議論を尽くし検討をして民意に沿った方向で決めていきたい旨の話をしていましたね。


最近、高速道路の料金についての決定事項が発表されました。それによると、公約に反して、残念ながら高速道路の料金を取られることになりました。


むしろ結果的には、70km未満の高速道路しか利用しない、一般市民である私達にとっては、ETC割引料金もはずされる為に、以前よりも高額の料金を支払わなければならない羽目になってしまったのです。


この様なことが実際に行われるので、消費税の話が急に出てきたことは、私達を「大きな不安」に陥れるのには十分な事態です。


民主党の政権自体としても、大多数の国民に大きな失望感を与えるマイナス効果こそあれ、国民に「いいねー!」という喜びは与えないでしょう。


消費税を上げることは国民に大きな不信感を与える為には申し分のない発想だと言えます。むしろ「私達の民主党も無能です」と公言しているようなものです。


安易に消費税を上げることを思いつく前に、もっと先に対応すべき政策はないのかー、もっと智慧を出せないのかーと、国民をがっかりさせるだけです。「やはり民主党も自民党と同じレベルだったのかー」と不信感だけを蔓延させますよ。


もし、近いうちに、消費税が上がったりしたら、私は信頼している今の民主党政権に大きな不信感を持つことになるかもしれません。


それだけはどうしても避けてもらいたいなと心から願っています。



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